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色々な価値観を持って歴史も文化も様々なのに
思えば世界は仲良くこの数字に支配されて時を刻んでいる
酷い争いも時に不謹慎にも兄弟喧嘩のように錯覚してしまうのも
この数字が持つ支配の魔力なのかも知れないと思ったりする
人類は神に愛されているのだろうか
或いは神は人類が生み出した制御機能の象徴なのだろうか
それを断定出来る賢者は未だ現れず
声高に叫ぶ者は異端者として時代に埋もれていく運命にある
私は希う
全ての人々に平安あれと
ただ希う
無力であればこその切なる祈りとして
満天の聖星に畏怖と敬意の中で額ずくほどに
譜奏318