人間生きていて絶望感を味わうことは誰しもが避けたい第一位でしょう
しかし希望という光を見る限りそれは無理な道理というものなのですよ
しかし問題はそこからなんです絶望君主の空恐ろしいところは
初めは心底憎みますよねその陥ってしまった絶望感そのものを
しかし人はだんだんと何故だか慣れていってしまうものなんです
そしてあろう事かやがてはその絶望に頼るようになっていくのです
勿論本人に自覚はなく希望という存在を忘れないための作用なんですが
信じられますか?この事実そしてはっと気づきませんか皆さん
分からないですか?ダメですねそんな調子じゃ救いようもないですね
実はですね希望と絶望ってまごう事なき共犯者ってヤツなんですよ
何せ私がお話ししているのですから間違いなどありません
だから断じて同化してはいけませんよとだけ教えてあげておきましょう
そこまで言い切るあなたはいったい誰なんだと聞きたいのでしょうが
いえいえ何を聞くのですかそれだけは断じて明かす訳には参りませんよ
譜奏498