艶かしい飾り言葉で
何か欲しいものがあるなら
悪魔の誘いにのればいい
夜が明ける前に
許し合える人を嫉んで
早く早く急いでみても
盗めないからね月までは
身の程を知るだけ
生きていくこともない
愛を知る人にならないのなら
LE NOIR
砂漠でみつめた月に背いて
星にまでとどく愛なら
永遠に続く愛ならば
譜奏381
艶かしい飾り言葉で
何か欲しいものがあるなら
悪魔の誘いにのればいい
夜が明ける前に
許し合える人を嫉んで
早く早く急いでみても
盗めないからね月までは
身の程を知るだけ
生きていくこともない
愛を知る人にならないのなら
LE NOIR
砂漠でみつめた月に背いて
星にまでとどく愛なら
永遠に続く愛ならば
譜奏381
あなたの背中見る摩天楼
食べかけの夢だけ
ガラス空の海
煌めいた星屑を
追いかけるように
おとぎ話の終わりのよう
明日のことより
手に触れた哀しみを
時が止まるから
陰のように抱きしめていて
命と同じ重さ感じるから
それぞれの確かなものを
みつけられずに
ただ寄り添っていた二人
譜奏380
形ないものは信じる力ためされて
燃やして残る愛しさを
確かめてみても
どこまで行くのですか
話してもいいですか
雨が乾いたら
あなたの太陽
誓いの言葉も忘れて
今は今の顔
過ぎてゆく季節
一夜踊るように愛して
罪とはかなさが背中合わせに
かけ忘れた鍵
異邦人なのねこの恋も
譜奏379
赤いラメ着て
荒んだ胸を覗かせて
着がえるようにやさしくしたら
弱い目をして
急に寂しげな横顔つくるの
抱きしめたらボロボロ零れる
砂でできてるの
二人の真実
美しい毒
誇らしげなの
蝶のように
構わないでいて自由に舞うから
どこかにあるはずと言ったよね
本当の愛だけ水面に映る泉
譜奏378