形ないものは信じる力ためされて
燃やして残る愛しさを
確かめてみても
どこまで行くのですか
話してもいいですか
雨が乾いたら
あなたの太陽
誓いの言葉も忘れて
今は今の顔
過ぎてゆく季節
一夜踊るように愛して
罪とはかなさが背中合わせに
かけ忘れた鍵
異邦人なのねこの恋も
譜奏379
形ないものは信じる力ためされて
燃やして残る愛しさを
確かめてみても
どこまで行くのですか
話してもいいですか
雨が乾いたら
あなたの太陽
誓いの言葉も忘れて
今は今の顔
過ぎてゆく季節
一夜踊るように愛して
罪とはかなさが背中合わせに
かけ忘れた鍵
異邦人なのねこの恋も
譜奏379
赤いラメ着て
荒んだ胸を覗かせて
着がえるようにやさしくしたら
弱い目をして
急に寂しげな横顔つくるの
抱きしめたらボロボロ零れる
砂でできてるの
二人の真実
美しい毒
誇らしげなの
蝶のように
構わないでいて自由に舞うから
どこかにあるはずと言ったよね
本当の愛だけ水面に映る泉
譜奏378
綺麗なままの虚ろな夢から
逃がれて
汚がれの中で信じる脆さに
汚れて
過ぎてしまえば愚かなほど
肩肘張って生きてた
解り合えたらうれしいけど
それはきっと気分しだいの真似事
砂埃舞う
風の果てのミラージュ
一度だけ振り向く最後の人
人を愛することができない人形でも
雨にうたれて悲しい夜
熱いセレナーデ聴こえるから
譜奏377
ビルの谷間の風に吹かれ
海に続いた道を見ていた
時が過ぎても変わらないことを
当たり前のように感じていたけど
どこまで行けば
何を棄てれば
あどけない目をした
あの頃の私に会えるのだろう
抱きしめるほど
わからなくなる夢を
抱きしめて
波に流した写真の中に映るように
私の悲しみは壊れていた
色褪せた想い出だけでも生きられるほどに
譜奏376