雨降りの中赤い傘さして
一人で誰の帰りを待つの
白いリボンのぬいぐるみ
苦しみぬいた青春の日々
取り残されて雑踏の中
叫んでいたの
私には生きる何があると
海にかかる虹
瞳のまん中で飾った嘘
私知ってたの
明日を信じてもう一度
虹を駈けていけるなら
ひとり悲しい時は
砂の貝殻うつ波の手をみつめて
譜奏371
雨降りの中赤い傘さして
一人で誰の帰りを待つの
白いリボンのぬいぐるみ
苦しみぬいた青春の日々
取り残されて雑踏の中
叫んでいたの
私には生きる何があると
海にかかる虹
瞳のまん中で飾った嘘
私知ってたの
明日を信じてもう一度
虹を駈けていけるなら
ひとり悲しい時は
砂の貝殻うつ波の手をみつめて
譜奏371
あてもなく歩いていた
風の冷たい街
にぎやかな笑顔ですれ違う
楽しげな人たち
私のポケットには
独りぽっちの指
気づかれないように
うつむいていたから
いつか大きな海を渡っていく
鳥のように空を飛べたら
どんな悲しみも消えていくよと
遠く響く逃げるような誰かの声
もしも人を信じることに疲れて泣いたら
あなただけを見ていてもいいですか
譜奏370