2019年12月9日

ものすごく偏ったタイプのおばあちゃんになると

私はいつからかそう思って生きてきて今もそれは変わらない

そうなるときっと私は酷い孤独の中で日々を過ごしているのだろうけれど

そこに恐怖を感じるイメージを私は一度として持ったことがなかった

何故なら私の胸には踊るように運命を生きていくというフレーズが

自身の生を感じた瞬間からずっとリフレインしていたからだ

傲慢。貪欲。

あるべき人の姿としては聞こえは最悪でしかないのだけれど

差し当たって言葉にすればこの者たちが私には一番しっくりきている

ただし尊大に振る舞う運命にははっきりと私はリクエストを伝えている

それはこの一卵性の双生児の食料が私が思い描く夢の実行にあるという

その一点に尽きるという唯一の現実だ

だから私はこのように生かされているんでしょと牽制しているのだ

神が奇跡を起こすなら悪魔だって奇跡くらい平気で起こせるはずなんだから

 

譜奏464