普通に生きる普通とはどう生きたことを示すものなのだろう
特にそれを褒める神の話も聞いたことがない
思うように生きたらそれでイイというやさしい言い方も
きっと収まりが良く聞こえるから流行ったのだろうと思う
親に好かれなくて親を好きになれない自分を責めて
離れた都会で時間になったら半額になる弁当を買い誰もいない夜の路地を自転車で走っていると
何か歌でも歌わなきゃと思ったりするけれど
泣きたくなるかもしれないから絶対に歌わないの
こんな私をどう生きていると表わす言葉があるのだろうと思う
神さまが見えたら心から助けて下さいと言うけれど
何から助けて欲しいと聞かれても言葉に詰まるだけだから
そんなものは絶対私は信じちゃいけないの
それよりさっきケチってジャスミン茶を買わなかったことを
私は今本当に悲しい気分で悔やんでるの
譜奏443