2018年8月24日

実のある打ち合わせをして良い気分で帰ってきて

忘れたような油断をしてメロウなバラードを聴きながら眠ったら

私の眠りは過ぎた日にしか向かわないことを

夢は手厳しく思い知らせてきた

冬の葉も落ちていないのに雨氷が草を打ちつけるシーン

夢は私に嫉妬している

そう思った

長い付き合いだからいろいろと掘り返さないけれど

翌日の夢の羅列映像には少し腹が立った

登場人物のみんながみんなすべてがハッピーエンドの物語

絵にも描けない上滑りの漫画的ハッピー

その中でわたしは笑わされていたのだけれど

何故悲しいのだろうと思わせられていた理由は心に無かった

私のメヌエットはさびしい天使も踊ってくれないようだ

 

譜奏263