2017年10月30日

夜をみつめる時

自覚しない厄介な自分が現れて

人の世界の言葉の不足を嗤う

想い

愛情

そして次は遥かに魂なのかと

嗤う

私がある歌を歌う時

自覚してきた自分に向かって

その粗い空間のような隙間には

韻律という磁波が途切れない波のように

平面を継ぎ続けていると感じると

今度は夜が私をみつめて

夜明けは苦しいのと言い出すのだ

 

譜奏134