2019年10月30日

私を女として見る男がいるなら

その目が猥褻な光を帯びているなら

私はその時美しいのだろうと思うことができる

それは誰だっていいの

天女のようにでも

生け贄のようにでも

相手に差し出すものが私にはあるのだから

オンナの本性って

飾りを捨てた女にさえ還ってしまえば

つまるところはそういう生き物でしかないのよ

正直になりなさい全力で

本当に短いんだから、あっという間の光なんだから

忘れちゃいけないの絶対

自分がどんな時に微笑んでいられるかということを

 

譜奏447