夢だけ一つ
渇いた胸に閉じ込めて
変わらない日々を
睨むように
生きていたあの頃
私はただ
生きる意味を遠ざけて
荒むほどの熱もなく
膝を強く抱いていただけだった
何かの遠吠えのような風が過ぎた夜
起伏もなく泣いている涙に気づき
私は激しく自分を嫌悪してそして
噛んでいた唇を開いて言っていた
これでいい訳ないじゃないと
譜奏360
夢だけ一つ
渇いた胸に閉じ込めて
変わらない日々を
睨むように
生きていたあの頃
私はただ
生きる意味を遠ざけて
荒むほどの熱もなく
膝を強く抱いていただけだった
何かの遠吠えのような風が過ぎた夜
起伏もなく泣いている涙に気づき
私は激しく自分を嫌悪してそして
噛んでいた唇を開いて言っていた
これでいい訳ないじゃないと
譜奏360