夜の静寂に溶け込んでいく時
私の精神は癖のように一つの問いにつかえる
自分の心の闇に気づいてしまった人は
その闇に入り込んで
正体を探ろうとすればいいのか
それとも
新しい光をみつけて
その闇そのものを照らしてしまおうと
外に目を向けて足掻けばいいのかと
しかしそのつかえは軽い痒みを残すだけで
いつも私の精神から後ずさっていく
愛されなかった天使が
授けられていない断定を見破られて
飽きた笑みで翼を翻すように
譜奏74
夜の静寂に溶け込んでいく時
私の精神は癖のように一つの問いにつかえる
自分の心の闇に気づいてしまった人は
その闇に入り込んで
正体を探ろうとすればいいのか
それとも
新しい光をみつけて
その闇そのものを照らしてしまおうと
外に目を向けて足掻けばいいのかと
しかしそのつかえは軽い痒みを残すだけで
いつも私の精神から後ずさっていく
愛されなかった天使が
授けられていない断定を見破られて
飽きた笑みで翼を翻すように
譜奏74