ショーウィンドゥを横切る自分の姿が
何かから離れていくようで
何に近づいていく訳でもなく
雑踏のように通り過ぎていく
昼下がり
私は時の刻むリズムに
置き去られ積まれていく
その堆積に
いつまでも馴染めない自分に
吐息を抑える
そして気がつくのだ
鼓動なくしてこのリズムに
オフビートを打ち込むことなど
出来ないのだと
譜奏17
ショーウィンドゥを横切る自分の姿が
何かから離れていくようで
何に近づいていく訳でもなく
雑踏のように通り過ぎていく
昼下がり
私は時の刻むリズムに
置き去られ積まれていく
その堆積に
いつまでも馴染めない自分に
吐息を抑える
そして気がつくのだ
鼓動なくしてこのリズムに
オフビートを打ち込むことなど
出来ないのだと
譜奏17