幻想の中で生きた一日
凍てついた鉄柵に
脚を貼りつかせられた幼鳥がいた
私は驚いて幼鳥を両手で持ち上げ
暖めようと
震える体を胸に入れた時
幼鳥の脚が切れていることに
気づき泣いた
もう飛べないもう永遠に
止まらない涙が落ちた時
あなたがいつか悲しい時
この羽根を燃やせば
その悲しみを消しにいくからと
風の声が聴こえたの
譜奏30
幻想の中で生きた一日
凍てついた鉄柵に
脚を貼りつかせられた幼鳥がいた
私は驚いて幼鳥を両手で持ち上げ
暖めようと
震える体を胸に入れた時
幼鳥の脚が切れていることに
気づき泣いた
もう飛べないもう永遠に
止まらない涙が落ちた時
あなたがいつか悲しい時
この羽根を燃やせば
その悲しみを消しにいくからと
風の声が聴こえたの
譜奏30