夜に永遠に抱かれるように
蒼くしなやかな熱を
身体に宿して
初めて開けた真実の箱
女優の生を映す紫の水面に
私はあどけなく揺らいで
凛として咲く花化身の幻を
命の影を追うように
その虹彩に写し撮っていた
たおやかな流星が
たとえ罪のように華やいで
息を閉じて眠ってしまっても
この熱はしなやかに高じて
永遠の夜に抱かれているだろうと思いながら
譜奏330
夜に永遠に抱かれるように
蒼くしなやかな熱を
身体に宿して
初めて開けた真実の箱
女優の生を映す紫の水面に
私はあどけなく揺らいで
凛として咲く花化身の幻を
命の影を追うように
その虹彩に写し撮っていた
たおやかな流星が
たとえ罪のように華やいで
息を閉じて眠ってしまっても
この熱はしなやかに高じて
永遠の夜に抱かれているだろうと思いながら
譜奏330