2019年1月25日

星が流れて哀しいカルナバル

一人希いを吐き出した祈りの日が

ひれ伏すだけの生け贄でも

ただ燃えつきるように

生きる証が欲しかったの

人を愛して

その愛を飾る炎になり

迷い風に揺れる薔薇のように

わたしは女なのだからと

照らし出す風も止んで

月に舞うフェミニーナ

ひるがえす背に

媚びた指に

一人だけの喝采聴こえる

 

譜奏329