夕陽を壊して私をみつめる
紅い絵の中の海が見える
憶えていますか
終の夢を
春の風に踊るように
抱きしめた夜を
永遠に生きて何かになり
紅に身を投げて
いつかの終わりに
砂に永眠るから
時は何故
流れるの
私を
棄てて
譜奏335
夕陽を壊して私をみつめる
紅い絵の中の海が見える
憶えていますか
終の夢を
春の風に踊るように
抱きしめた夜を
永遠に生きて何かになり
紅に身を投げて
いつかの終わりに
砂に永眠るから
時は何故
流れるの
私を
棄てて
譜奏335
悲しみと踊るように
祈りを紡いで
愛だけを裏切っても
星が消えるのは
夜の血を贖えないから
月に巻きついた
黒い余白のように
息を潜めていても
希いさえ解けないの
水の翼を背に描いて
蒼を見上げる私を
絹を溶かすように
やさしく棘刺す
誘ないのキメラ
譜奏334
都会の雑踏に揺れて
誰しもが旅人の孤独な手を
忘れられた何かを
空に隠すように
背に映して
流星ーーー
罪あれば
北風に怯えるように深く
私の胸を波立たせていて
あなたが捨てた光のようにでも
運命を絵にしたら
私の指先には
どんな色があどけもなく
踊っているの
譜奏333
枯れない絶望
恋をオモチャにして
生きてきたの私
偽りの花をみつめて
荒んだ女を演じて
人魚のように月に祈って
キレイな絶望
崩れるね
無垢なほど
与えるものが失くなると
呪文から逃れるように
そして愛してる
忘れるまでの思い出だけでも
シャルトリューズにと
譜奏332