2017年1月13日

誰しもが捨てたがる

自身の中の

脆さと弱さ

その吐息の灰に

埋もれそうな

絶望の夜

しかしと私は思う

この負の起こす陰が

唯一

光を見つめる熱を

人に

私に

与えてくれる一筋の

視光なのかも知れないと

 

譜奏10