2019年2月4日

都会の雑踏に揺れて

誰しもが旅人の孤独な手を

忘れられた何かを

空に隠すように

背に映して

流星ーーー

罪あれば

北風に怯えるように深く

私の胸を波立たせていて

あなたが捨てた光のようにでも

運命を絵にしたら

私の指先には

どんな色があどけもなく

踊っているの

 

譜奏333