人生にプログラムなどありはしないはずと
考える人は賢明だ
しかし現実は多くの人が
そのようにしか見えないように生きている
そうなるとまた神の登場かと思うが今はそれは考えない
近頃は答が出そうにないことは無視して流すようにしている
私はどうだろう
そのようにしか見えないように生きているのだろうか
どちらでも良いような気がしながら
どちらにせよ賢明は退屈そうだと思った
本当を言えば私は私を知っている
あえて言葉にしないのは言葉にしてしまうと
逃げ去るような私の衝動の影が
見えるような気がしているからだ
譜奏154