2017年1月11日

1人ぽっちの

ガラス水のような

空が割れて

遠い昨日のような

足元の明日の

絶望のような

希望の欠片に打たれたら

私は目を凝らし

瞬き遊ぶその

色を捉え

探す

光は集うことなく諭す

私には

私だけが纏う虹彩があると

 

譜奏9