2019年10月18日

普通に生きる普通とはどう生きたことを示すものなのだろう

特にそれを褒める神の話も聞いたことがない

思うように生きたらそれでイイというやさしい言い方も

きっと収まりが良く聞こえるから流行ったのだろうと思う

親に好かれなくて親を好きになれない自分を責めて

離れた都会で時間になったら半額になる弁当を買い誰もいない夜の路地を自転車で走っていると

何か歌でも歌わなきゃと思ったりするけれど

泣きたくなるかもしれないから絶対に歌わないの

こんな私をどう生きていると表わす言葉があるのだろうと思う

神さまが見えたら心から助けて下さいと言うけれど

何から助けて欲しいと聞かれても言葉に詰まるだけだから

そんなものは絶対私は信じちゃいけないの

それよりさっきケチってジャスミン茶を買わなかったことを

私は今本当に悲しい気分で悔やんでるの

 

譜奏443