2019年1月16日

生きていることのすべてが

飾り事のように思える夜に

息を小さくした私にさえ

振り返ろうとしないように

思い出にならない夜が過ぎていく

私にもいつか

運命という訪ね人が現れるのだろうか

そうであるなら

キレイに生きられなくとも

何もかも

燃えつくすような激しさに

灼かれたい

たとえ

悪ふざけでも

 

譜奏325