2018年7月6日

爽やかに生きているように見える人が羨ましくて

負けないで誰よりも爽やかに生きること

私は光る宝石のようにそれだけを自分に強いてきたところがある

だからその維持が捻れたと思えた時

私は激しく落胆し自分を卑しい者に感じてしまっていた

答が出ず苦しまぎれにそんな自分を突き放してみたら

私の何かを見えにくくしたい意志のように

二方向に分かれている道のどちらかは

フェイクなのではないかと疑う気持ちが現れて

そうするとこの丁字路の存在自体が

何故かあっさり辻褄が合ってしまったような気がしていた

人間は自分をあまりに近くでしか見ていないと

潔癖という嗜好品に毒されていくばかりなのかもしれない

爽やかさも同じ族だと思ったら苦笑いするしかなかった

 

譜奏242